One Nite Alone Live - Box set
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>>> nonvey

大盛況のうちに幕を閉じた2002年の日本公演から1ヶ月も経たずに、npgmcからクリスマスプレゼント。彼の20年を超えるキャリアの中で初めてのライブアルバムですが、これまでいわゆる「海賊盤」という形でさまざまなライブ会場の音源が流出しており、今回敢えて「公式版」としてこの作品が登場した背景には、彼にとってこのバンドが一つの完成を見たからだということは容易に想像がつきます。本作でバックを務めるメンバーは、日本公演と若干構成が異なっており、また彼のライブそのものが全て異なる構成で行われるために、なかなか比較するのは困難かなぁといった感じ。
閑話休題。
Disc1,2はアメリカで行われたツアー本編からいわゆる「いいトコ取り」をしたもので、前作の『the Rainbow Children』を中心に、新旧の「名曲」をズラリと揃えています。彼の作品の場合、シングルカットされた曲よりもアルバムにちょこんと収録された曲に名曲が多く、今回はまさにそういう日の当たらない作品に再度光を当てたライブ構成、そのような印象を受けました。日本では一部会場のみの披露でしたが、Disc2の後半から始まるピアノメドレーは圧巻で、特に14からラストにかけては心を揺さぶるものがあります。「あの曲が収録されていない、あれも聴きたかった」...さまざまな意見があるとは思いますが、殿下お墨付きの選りすぐりの音源が収録された作品であることは間違いないわけで、たっぷり2時間の構成に異論を唱えることは必要ないと思います。
転じてDisc3、こちらは日本ではお目にかかることのなかった「アフターショー」の模様ですが、本編と比べ密室的な感覚と言えばいいのか、音がこもった様な印象を受けます。聴く人によっては単なる雑音の(失礼)George Clinton参加の2はかなりディープなファンクの印象を持ったと同時に、まるで酔っ払いがあちこちに唾を飛ばしながら「オラ、止まんねぇ!」と言ってるみたいで、続いて3で登場のMusiqが「まぁオッサン、少し落ち着けや」と止めに入っている紳士みたいでおかしかったです。その後再登場する殿下が「やっと落ち着いたか」と言わんばかりに本領発揮、『Black Album』に収録された4、本編でも披露される機会の多かった5そして6など、いずれも適度にボーカルが抑制され、ギターを前面に押し出した非常に「面白い」作品だと思いました。
ちなみに結構笑えたのは、Disc1のBで女性ファンをステージに上げようとするが断られたことと、Disc2のラストでちゃっかりnpgmcの宣伝をしていること。願わくば、ライブビデオの販売も...というのは僕だけではないはず...。
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>>> 鯖

ある意味プリンスらしいライヴ盤でしょうね。ここには「パープル・レイン」も「KISS」も「リトル・レッド〜」も「ビートに抱かれて」もありません。ヒット曲ばかりを演ってなくてもこれだけ楽しいんだぜ、という自信と余裕を感じます。オーディエンスの音が押さえぎみにしてあるのとかもあえてそういう風にしているような気がします。それにしてもこのグルーヴの心地よさはどうでしょう。プリンスは以前よりもクールになった印象がありますが、逆に内に情熱を秘めているようなそういうシブさがあります。「STRANGE RELATIONSHIP」の冒頭のプリンスの台詞が全てを語っているでしょう。"REAL MUSIC FOR REAL MUSIC LOVERS."
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>>> PRINCE CONTROL

プリンス初のライブアルバム!
ハイライトは人それぞれさまざまかもしれませんが、自分にとってはDISC 1の3、4曲目。DISC 2の2、4、13、17曲目。DISC 3の1、4〜ラストまで。特に驚いたのは「XENOPHOBIA」、「EXTRAORDINARY」、「FREE」、「JOY IN REPETITION」から始まるDISC 3全てでした。飽くまでも1回通して聴いただけでの感想なのですが。
この唐突のリリースはきっとプリンスがそれだけこのバンドとのパフォーマンスに満足したからなのだと思いました。
The NPGというバンド形態は1991年の『DIAMONDS AND PEARLS』から始まり、バンド名は一緒ですが現在のメンバーは当時のメンバーとは全く違っています。その時代ごとにプリンスはバンドのポテンシャルを最大限に引き出しており、鳴らされる音は全てプリンスの息が掛かっているとはいえ、やはり時代(そのバンド構成)ごとにトーンが変化していたと思われます。今回のツアーにおけるプリンスの姿勢は本当に健全なもので、レコード会社との確執もなく、結婚生活も順調に落ち着き、またNPGMCという形態にもだいぶ慣れてきてコントロールができてきたという非常に熟した状態だったと思います。(『GRAFITTI BRIDGE』のラストではありませんが、まさに"THE NEW POWER GENERATION HAS JUST TAKEN COTROL"〜ニューパワージェネレーションはコントロールが効いてきた〜という状態なのではないでしょうか。)そんなプリンスの現在の充実ぶりをしっかり伝えてくれるアルバムだと感じました。

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