「Party O' The Times」 (S:B)

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ガンズ&ローゼス、エルヴィス、イーグルス等これまで数々のトリビュート盤を手掛けた3人(Sandee Curry、David Haerle、Rex Quick)のエグゼクティヴ・プロデューサーの下、3組のユニットによるジャズ系のトリビュート・アルバムです。
トロンボーン奏者のJim McMillenがプロデュース/アレンジを手掛けた作品は、ビッグ・バンド・スタイルでビバップフレーズが粋なサウンドを演出している"Delirious"を始め、Bill ChurchvilleのトランペットをメインにAlan PalmerのバリトンやJim McMillenのトロンボーンのバック・コーラスっぽい奏法をしている渋めの"Girls & Boys"、スゥイング・ジャズ・テイストの"Rock Hard In A Funky Place"、Todd Hunterの低いピアノの旋律をメインに構成されたスタンダード・ジャズ風の"Hot Thing"と、全体的に渋いアレンジになっています。
'87年の映画『ダーティ・ダンシング』他に参加したヴォーカルのSolomon Burke,Jr.がプロデュースを手掛けた作品は、トム・ジョーンズっぽいファンキー歌い方で70'Sソウル・テイストを感じさせる"Purple Rain"を始め、プリンスっぽいコーラスを多重録音した割とオリジナルに近いアレンジの"7"、女性コーラスとJeb Lipsonのワウワウ風のギターをバックに熱唱する"Letitgo"、オリジナルよりも早いテンポのサウンドに仕上げたロック・テイストの"Anotherloverholenyohead"と、得意の中高音域を生かしたパフワフルなヴォーカルをメインにソウル/R&Bテイストに仕上げています。
エルトン・ジョンの「One Night Only」にも参加、gringofloydというグループを結成しているドラマーのJim DoyleとピアニストのJohn Nauがプロデュースした作品では、Johnのエレピをメインにスムース・ジャズ・テイストにアレンジされた"Adore"、Richard Hardyのアルト・サックスをメインにモダン・ジャズ風の"When Doves Cry"、Brian Chapmanのヴォーカル曲で割とオリジナルに近い形でアレンジされた"Pop Life"、そしてカリビアン風のサウンドが異色の"Little Red Corvette"と、スタイルの異なったアレンジが面白いです。

全体的に3組のユニットの曲がバランス良く配置されているので聴いていて飽きないですし、アレンジも良い出来だと思います。
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