「Elixer」 (S:B)
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シェルビーや土壇場でアルバムがお蔵入りになったテイマーと、こ最近のプリンスに参加してる女性ヴォーカルは不運続きの中、一人飛び出してきたインド人ソウリ・シンガーのブリア・ヴァレンテ。本作は3枚組としてリリースされた「LOTUSFLOW3R」に内包する形でリリースされたアルバムです。新人という事もあって売れなかったら・・・という危惧もあってソロ・アルバムとしてではなく、こういう形にしたんでしょうね。
プロデュースはプリンスとブリアの共作、それ以外ではクリア・フィッシャーがストリング・アレンジ、Mr.ヘイズがプロデュース、C.C.ダナムがベース&ドラムで参加しています。
ジャケットの容姿とは違い(?)、ヴォーカルは大人っぽくも可愛い声。スモーキーさの中にプリンスのギターが印象的な"Here Eye Come"を筆頭に、ジャジーな"All This Love"、LOTUSFLOW3RサイトでPVが見れる1曲で、クレアらしい絶妙なストリング・アレンジとゆったりとしたリズムが心地よい"Everytime"と、プリンスが気に入ってるシャーデーを意識した音作りになっています。
中盤以降では、ジャネット辺りが歌いそうなダンス・ナンバーの"2nite"、iTuneで先行販売されたシングル曲で最も耳なじみのある"Another Boy"、本来はテイマーの「Milk & Honey」に収録されるハズだったテイマー&プリンス共作になる"Kept Woman"、そしてラストはプリンスとのデュエット・ナンバーでタイトル・トラックの"Elixer"で幕を閉じます。
ヴォーカリストとしては特にプリンス・ファミリーのアルバムとしては少々インパクトに欠ける所もありますが、全体を通せば最近のプリンスが好んでいるジャジーな音作りになってるので、現時点でこの楽曲に合うヴォーカリストという事で指名されたのかな?と思います。