「Times Squared」
シーラEと並んでプリンスと長年行動しているのはエリックは、兄アラン・リーズの紹介で'85年からサックスやフルートで参加。
当時のザ・レボリューション解散後もアルバムやライブで定期的に名を連ねて前回のONAの来日公演にも参加しています。
本作は'91年リリースという事で、プリンスのアルバムでは「Diamonds & Pearls」頃の作品になります。
参加メンバーはリッキー・ピーターソン、アトランタ・ブリス、リーヴァイ・シーザー,Jr..、シーラE、プリンスで、アレンジにはクレア・フィッシャーと豪華!
アトランタ・ブリスとかが参加している感じからすると、リリースこそ'91年ですが「Lovesexy」頃位から制作していたのではないかと予想されます。
ドラマティックなイントロでハートをグッっと掴んでくる"Lines"を筆頭に、ラリーのコンガやリッキーPのピアノも印象的なジャズ・ファンクの"Andorra"からプリンスがシンセで参加している"Night Owl"への流れ方はとても好きです。
スタンダード・ジャズ風のボーナス・トラック"Overnight,Every Night"や、プリンスがコンポーズドを担当したカリビアンっぽい"Cape Horn"や"Easy Does It"。
本 来はMadhouseの「24」用に制作されたと言われているクレア・フィッシャーらしいアレンジが素敵な"The Dopamine Rush"、プリンスとエリクの2人で仕上げたプリンス印のジャズ・ファンク・ナンバーでタイトル・トラックの"Times Squared"等、秀逸な曲が多いです。
冒頭にも書きましたがエリックの良さはプレイヤーとしてもさる事ながら、アレンジャーとしてのセンスの良さではないでしょうか。
このアルバムを聴いた後でプリンスの作品を含め彼の関わったプロジェクトのアルバムを聴くと、その良さがさらに判ると思います。