Ultrasound

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'78年からプリンスのバンド・メンバーとして「Dirty Mind」から「Sign O' the Times」まで活躍。加入当時は本名のマット・フィンクを名乗っていましたが、後にドクター・フィンクという名前に変え、ライブでは外科医の格好をしてキーボードを演奏している事でも有名です。
'91年にプリンスの下を離れてからは、ゲーム・サウンドやサウンドトラックの作曲等を担当していたドクターが初のソロ・アルバムを発表しました。
セルフ・プロデュースで制作された本作は、キーボード奏者のドクターらしい打ち込み系のポップ・サウンドが収録されています。
自らヴォーカルを担当しバック・ヴォーカルにスター・ウイリアムズという女性を起用しキャッチーなファンク・ソングに仕上げたタイトル・トラックの"Ultrasound"を始め、80'Sっぽいハウス・テイストのインスト・ナンバー"Ecstasy"、James Behringerのギターが哀愁を誘うミディアム・ナンバーの"Nobody Child"、ちょっと古臭いけどそこがナカナカ趣きのあるダンス・ナンバーの"Nothin' But A Smile"等、ザ・レヴォリューション時代の頃のドクターが感じられる楽しいナンバーが続きます。
この他では、コニー・オルソンの切ないヴォーカルとラテンっぽいサウンドが魅力的なスロー・ナンバーの"Night Flight"、ロック・テイストを織り交ぜたスピード感のあるデジタル・ビートがカッコ良いインスト・ナンバー"Cyber Monkey"、重めのビートと女性コーラスをバックにドクターが渋く歌うラヴ・ソングの"Save Me"等がオススメです。
全体を通して最近の流行りのサウンドというよりは良い意味でレトロっぽい印象を受けますが、このキャッチーなサウンドは好感が持てます。プリンスが関与した作品はありませんが、そういった事を抜きにしても楽しめる1枚です。
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