「Ultimate」 (S:B)
「アルティメット・ベスト」
----------------
'06年3月に「3121」がリリースされるというニュースが出たほぼ同タイミングで古巣ワーナーからベスト盤がリリースされるというニュースも飛び込みました。
本来の予定でいけば同時リリースされてもおかしくなかった位でしたが、共倒れの危険性も危惧したのかプリンス側から延期の要請があったらしく5ヶ月遅れの8月にリリースされました。
収録内容は、オリジナル・アルバムからは「Prince」、「Dirty Mind」,「Controversy」、「Lovesexy」から1曲、「1999」、「Sign 'O' The Times」、「Love Symbole」から2曲、「Purple Rain」と「Diamonds & Pearls」から3曲。加えて「The Hits」から"Nothing Compares 2 U"の1曲が収録されています。
"Nothing〜"が収録された事に関しては特筆すべきものがありますが、以前リリースされた「The Very Best〜」とはちょっと違った選曲ではありますが日本で耳なじみのある"Endorphinmachine"や"Batdance"辺りが収録されなかった事をみるとプリンス側からの選曲に対するチェックがあったんではないかな?と推測しています。
「Ultimate」というタイトルでは力不足感のある本ベスト盤ですが、注目すべきはDisc 2になるでしょう。
これまでアナログ盤のシングル等では存在した12inch音源を初CD化されています。映画「Purple Rain」のオープニングと同等のアレンジを施された"Let's Go Crazy"を筆頭に、ノリのよい"Pop Life"、PVで流れたロングバージョンの"Thieves In The Temple"といったメジャー曲があると思えば"Let's Work"や"She's Allways In My Hair"といったマニアックなミックスも収録されています。
この辺はDisc 1と同曲を避けた選曲なんでしょうけど、こうなれば"Mountains"や超ロングバージョンの"America"なんかも収録・・・いやいっその事全部12inchでリリースしてくれればよかったのに!と思ってしまいます。
既にワーナーから離れて約10年の歳月が経過してる現時点では収録曲的に物足りなさがあるのは事実ですが、音質も良いですし最近ファンになった方には過去の作品に触れるのに丁度良い入門盤、長年のファンにとってはこのDisc 2の為に買うという人が多いのではないでしょうか。