「The Hits & B-Side Collection」
「ザ・ヒッツ&Bサイド・コレクション」
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デビューからこのベスト盤まで14年間毎年のようにリリースされたアルバムの集大成ともいえるベスト盤です。
さすがにこれだけアルバムがあると選曲も大変で、Disc1、2を殿下の歌詞の中でも大きな要素ともいえる「スピリチュアル」と「セクシュアリティ」の2つに分けて選曲、そしてシングルB名等を収めた「Bサイド」の計3枚56曲が収められています。未発表曲は4曲あり、Bサイドにも知名度がない曲もあります。
映画『BATMAN』の為に書かれた"Batdance"や"Partyman"等が収録されなかった辺りはコンセプトが違うという理由でしょうね。
アルバム未収録のうち、"Nothing Compares 2 U"はザ・ファミーリーに提供した曲で、'88年にシンニード・オコナーのカヴァーでメジャーになった名曲です。ここではThe New Power Generationに在籍していたロージー・ゲインズと歌っています。"Pink Cashmere"も"Nothing〜"と同じく、このアルバムが出る迄はブートレグでしか聴けなかった貴重なバラードです。"Peach"はこのアルバムと同時にリリースされたシングルでハード・ロック調のサウンドが気持ちいい1曲です。
Bサイドで目を引くのは、当時USA・フォー・アフリカの"We Are The World"に参加するはずだった殿下が「こんなに大物がいたんじゃ緊張して歌えない」と辞退した代わりに提供した"4 The Tears In your Eyes"や、プリンスの数ある偽名の1つカミールのアウトテイクの"Shockadelica"や"Scarlet Pussy"等貴重なトラックが収録されています。
改名宣言の直後に発売されたこのベスト盤、プリンスという名での活動を締めくくる為のアルバムの様に感じてしまいます。
ちなみにDisc1とDisc2は、それぞれ単品でも販売されています。