Musicology」 (S:B)
ミュージコロジィ
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ここの所「Xpectation」や「News」といったジャズ思考に走っていたプリンスは新たな局面を迎えつつもファン心理としては熱いサウンドを期待したりします。そんな中で04/02に行われたグラミーでのビヨンセとのハジけたパフォーマンスや翌3月に開催されたロックンロール・ホール・オブ・フェイムで殿堂入りするといったニュースは嬉しい限りです。
そんな余韻の残る中、久々にコロンビア/ソニーというメジャー契約を結び発表された本作は、リリースとは別にコンサート・チケットを購入した特典に本CDを付録で付けると言った特殊な販売形態で業界を震撼させた作品です。

NPGMCの1コーナーで各楽器の短い音源を提供し、その音源を自在に組み合わせファンから投稿された音源から良かった作品をサイトにアップするという嬉しいサービスがあった事(私の音源もアップされました^^)でも知られるタイトル・トラック"Musicology"は、JBやスライ・EW&F等へのリスペクトも込めた歌詞と独特なリズムとホーンがファンキーな1曲(PVも最高です)。プリンス自身の過去の恋愛でも歌ってるかの様な別れた恋人の事を切なく歌う"A Million Days"や"Call My Name"、キャンディのセリフから始ま重厚なビートの"Life 'O' The Party"、忌まわしき9.11の事を歌ったシングル曲"Cinnamon Girl"は、PVもストレート過ぎて一部では放送を自粛するというロック・ナンバーです。
後半ではメロウな"What Do U Want Me 2 Do?"、ブルージーなリズムとプリンスお得意のファルセット・ヴォイスが心地よい"On The Couch"、聖書を引用しつつ"Cinnamon〜"とも通じる9.11以降のブッシュ政権に対する政治色の強い"Dear Mr.Man"、NPGMCで既に配信していた美しいメロディの"Reflection"等、全体を通してワールド・ツアー以降のプリンスの充実感が形となって現れた意欲作に仕上がっています。

本作はCD EXTRA仕様で、前出の"Musicology"のPVを見ることが出来ます。

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