Lotusflow3r」 (S:B)
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本国アメリカやヨーロッパで定期的にライブを開催したり、公式サイの3121.comでも未発表曲を聴けたりと順調な反面、プリンスの弁護士側からファン・サイトに対して画像削除要請、Youtube等の動画サイトへの削除依頼、レコード会社やファンに向けて歌った"PFUnk"(後にF.U.N.Kに変更)を公式サイトやiTunes Storeで発表、そして'07年12月末に3121.comの閉鎖等・・・話題に事欠かないプリンス。
暫く動向が不明瞭でしたが'08年10月に初の写真集(ライブCD付)「21 Night」を販売辺りから活発になり、同時期辺りで以前3121.comで発表されていたBriaの"Another Boy"をiTunes Storeで販売、そして'09年1月にLOTUSFLOW3R.comという新たな公式サイトをオープン。
この公式サイトをオープンに合わせてリリースされた本作は、前述のBriaのソロアルバムを含め3枚組、しかも米ディカウント・チェーンのTagetからの限定発売で価格は$11.98という低価格でのリリース。当初この"限定発売"という事でアメリカ以外での購入は難しいかと思われましたが、実際はLOTUSFLOW3Rサイトでのダウンロード販売(年会費$77)、大手CDショップでも価格は少々高めになりましたが販売されました。

参加メンバーは、レナートが抜けていますが基本的には前作「Planet Earth」のNPGメンバーです。
雷雲の様なイントロの後プリンスのギターが流麗なインスト・ナンバーの"From The Lotus..."はジャケットの怪しさとピッタリなオープニングで、続く"Boom"との繋がりも含めこのアルバムの全体像を集約しています。続く"Crimson And Clover"はTommy James & The Shondellsのカバーで妖艶なPVも必見です。ちなみにダウンロード版では、この曲の変わりに"The Morning After"が収録されていて、こちらは一転してキャッチーなサウンドとサイケっぽいキーボードで魅力的な1曲ですが、全体の繋がりとしては"Crimson〜"の方がしっくりくるかな?と思います。
BVoにテイマーが入ってる辺りお蔵入りになってた曲かな?と連想させる静かなオープニングから徐々に高揚していく様が秀逸な"4ever"や、ちょっとダークな"Colonized Mind"。ファルセットやシャウト、ヴォーカルの多重録音といったプリンス・サウンドの良いトコを詰め込んだファンキーな"Feel Good, Feel Better, Feel Wonderful"(タイトルと歌詞の順番が違うのはワザと?)、タイトル通りのジャジーなナンバーの"Love Like Jazz"、オールド・スタイルのロックン・ロールをプリンス風にアレンジした"$"、ジミヘンみたいなヘヴィなギター・サウンドが特徴的な"Dreamer"、そして冒頭と連動した形のインスト・ナンバー"...Back To The Lotus"で幕を閉じます。
前述の"4ever"も含め、過去に公式サイト流れた事のある"Feel Good〜"、女性の吐息とヘヴィーなギターから一転してアコギのサウンドが涼やかな"77 Beverly Park"等、お蔵入りの楽曲をアルバムとしてリリースした様にも思えます。とは言えプリンスの場合、ストックの中からアルバムを作成する事はよくある事で、本作もギター・サウンドに重きを置いた良盤かと思います。

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