the Gold Experience」 (S)
「ゴールド・エクスペリエンス」
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'93年6月の「改名宣言」後、'94年2月14日にリリースされた"The Most Beautiful Girl In The World"でO(+>"The Artist 4mary Know As Prince"(以下ジ・アーティスト)名義の作品がリリースされたり、プリンス名義で「Come」や「Black Album」、"Purple Medley"やビデオ等活発に活動していた様に見られていましたが、実際には2年後にジ・アーティスト名義でのアルバムがリリースされました。
このアルバムも当時のインタビュー記事では'94年の初めに既に完成していたてNPGレコードからリリースするつもりだったらしいですが、ワーナーとの契約上の問題で、結局1年遅れの発表になってしまいました。

収録曲は、マイテの為に書いたという噂の"The Most Beautiful Girl In The World"を始め、Windows&Mac上で動作するソフト「インタラクティブ」、WOWWOWで放送されたジ・アーティスト特番で演奏された曲等、作品の多くは既に聴き覚えのある曲が収録されています。
ただ前述の番組やソフトの収録曲の中には「Come」に収録されたものもあり、”あれ?こっちはプリンスで、こっちはジ・アーティスト?”と頭を抱えた記憶があります。まぁ、殿下にも諸事情があったので敢えてツッコミは避けましょう。(笑)

アルバム全体としてはアルバム最初や各曲間にRain Ivanaが演じるNPGオペレーターがリスナーを導く様な構成になっていて、一貫性のあるアルバムに仕上がっています。
シンセとギターのサウンドがカッコよくジ・アーティストのハイ・テンションのヴォーカルが闘争本能を目覚めさせるのか、数年前からK−1のオープニングで流れジ・アーティストの事を知らない人でも聴いた事ある"Endorphinmachine"や、映画でも共演したテヴィン・キャンベルに提供したMichael B.のドラムがCOOLな"Shhh"、ジ・アーティストの中でも1・2を争う名曲の"The Most〜"、初期のプリンスがよく使ってたファルセット・ヴォイスが魅力的な"319"、ドラマチックなバラードの"I Hate U"等々全面的にシンセサイザーを効果的に利用したキラキラとしたサウンドと力強さを持った"正にゴールド!"といった感じのアルバムです。

個人的にはこの中でも"Gold"が好きで、私が始めていったジ・アーティストツアー『ザ・ゴールド・ツアー』('96年)でラストを飾ったこの曲の時に、天井から降ってきた金色の紙ふぶきが強烈なインパクトがあって、今でもこの曲を聴くと鳥肌が立ってしまいます。
またこのコンサートでファンが何と呼んでいいのか判らない状態を把握したジ・アーティストは「君らは僕の友達だからプリンスって呼んでいいよ!」って言った事を思い出します。
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