| That Skinny Motherfucker With High Voice? | |
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| Dumpは、Fuji Rockにも参加したAlternativeバンド"ヨ・ラ・テンゴ"のメンバーでベーシストのジェームス・マクニューによるプロジェクトで、本作は'99年にカセットでリリースされたプリンスのカヴァー・アルバムに数曲追加し2001年3月にCD化されたものです。 プリンスの「Parade」のジャケットを走り描きした様なジャケットに手書きの収録リストと、なんともチープなデザインですが、内容はナカナカ興味のあるものです。 まず選曲が非常にマニアックです。"1999"や"Raspberry Beret"等プリンスの代表曲はともかく、"Let's Go Crazy"のシングルB面に収録された"Erotic City"を始め、大ヒット・アルバム「Purple Rain」から敢えて"The Beautiful Ones"を選曲したり、シーラ・Eが歌った"A Love Bizarre"、"1999"のB面に収録された"How Come U Don't Can Me Anymore?"や"I Would Die 4 U"のシングルB面に収録された"Another Lonely Christmas"等かなり渋い所をカヴァーしています。 サウンドの方は、単調な打ち込みサウンドに加えけだるいなヴォーカルとが曇り空の様な微妙な雰囲気を醸し出す"1999"を始め、割と原曲に近い形の"Raspberry Beret"、パンク・ロック風でオリジナルとはかなり違う"Erotic City"等、プリンス・ファンとしては前半からこの暗めのトーンに少々戸惑いを覚えます。 この他、アコギで演奏されるカントリー・テイストの"How Come U Don't Can Me Anymore?"、オリジナルとはかなり違いますがナカナカ綺麗なサウンドの"Pop Life"、不安定なサウンドがなんとも異質な"Girls & Boys"と前半の印象をそのまま引きずる形でラストまで流れていきます。 一聴すると、趣きの違うこのカヴァー・アルバムに抵抗を感じてしまいますが、聴けば聴くほど素朴なサウンドとヴォーカルがやけに耳に残ります。 プリンス・ファンの方にはこの差を一度聴いてみて貰いたいアルバムです。 |
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