| Romance 1600 ロマンス1600 |
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| 前作のデビュー・アルバム「Glamorous Life」('84年)の成功により表舞台に立ったシーラ・E。 そのアルバムから約1年という短いスパンの中でリリースされた本作は、前作を上回るアグレッシヴな作品が詰まったアルバムと言えます。 このレコーディング当時、プリンスは映画『アンダー・ザ・チェリー・ムーン』の企画〜製作段階であった為、シーラとの共作は"A Love Bizarre"だけで、"Toy Box"と"Yellow"はセッションしているだけと、この前後にリリースしたファミリーのアルバムの中でも比較的関与が少ないアルバムになっています。これはある意味シーラの実力を評価しての事だろうと思います。 ファンキーなサックスと激しいコンガのイントロの後、リズミカルなドラムとキャッチーな彼女のヴォーカルが魅力的な"Sister Fate"からスタートし、リズムがフェード・インして来て徐々に高揚し途中ではステファンのファンキーなギターが挿入される魅惑の"Dear Michaelangelo"、そしてプリンスもよく使う間髪入れずに続く"A Love Bizarre"ではプリンスがギターとベース、そしてデュエットを務め、シンプルなコード進行の中に抑揚を持たせた12分18秒に及ぶ大作です。 この他、サウンドやテクニックよりも彼女のワイルドな一面をアピールした"Toy Box"、再びプリンスとデュエットした4ビートのジャズ・ナンバーの"Yellow"、疾走するビート感がエフェクトをかけたシーラのヴォーカルがカッコ良いタイトル・ナンバーの"Romance 1600"、コミカルな演奏を混ぜつつ彼女のパーカッショニストとしての実力を存分に発揮しているインスト・ナンバーの"Merci For The Speed Of A Mad Clown In Summer"、そしてラストには彼女の妖艶な魅力が溢れるセクシーな"Bedtime Story"と全曲を通して、前作では聴けなかった彼女の魅力を存分に楽しめる作品だと思います。 前述の通りプリンスの関与は少ないもののプリンス色のある楽曲もありプリンス・ファンにも納得の1枚ですが、そういった理由を除いてもCool Beautyな魅力が満載のこのアルバムは彼女のアルバムの中でも1、2を争う名盤と言えます。 |
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