| No Sweeter Love | |
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| 本作は前作「Caring」から2年後の'87年にSME(UK)からリリースされた2ndアルバムです。 当時は知名度も少なく特にヒットした方ではなかった本作ですが、その後の彼女の人気に後押しされた形で2000年9月にExpansion Recordsから再度リリースされたものです。 本作のプロデュースには、前作のロージー&カーティスの他に、アニタ・ベイカー、ジョニー・テイラー、ボビー・ウーマック等を手掛けたLAのプロデューサー兼キーボード奏者の故パトリック・モートンが関与しています。 パトリックがプロデュースした3曲は、アニタ・ベイカーの名盤「Giving You The Best That I Got」に通じるスタンダードなソウル・ナンバーで、メロウな楽曲と段々高揚していくロージーの歌声が絶妙な"Crazy"からスタートし、ストリングとピアノのエレガントな調べが心地よい"Easy Come,Easy Go"、独特のピアノのイントロからスタートし中間のサックスのソロ・パートから盛り上がっていくディープなタイトル・トラックの"No Sweeter Love"へ続く辺りは彼の本流を活かした良い楽曲です。 その他、ロージー&カーティスが作詞プロデュースした"Why"や"Beautiful"等、基本的にはパトリックと同じくミディアム・スロー系の楽曲もありますが、マイク&ブレンダ・ストンがプロデュースしたアップ・テンポの"Overnight Success"を始め、"In A Jam"や"B-Strong"辺りでは後の彼女の力強さを感じる事の出来るパワフルな曲もあります。 ヴォーカルそのものは前作よりもヴォリュームが増し歌唱力も申し分ないですが、前作やプリンスが関与した作品とはまた違った彼女の魅力を感じることが出来る良質なアルバムだと思います。 |
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