| It's Been A White | |
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| モータウンから2枚のソロ・アルバムをリリースする等順風満帆の様に思えたブラウンマークですが、その後はツアー・ミュージシャンや幾つかのプロジェクトに参加するといった地味な活動でファンの一人としては寂しい思いをしていました。前作「Good Feeling」から約12年振りに復活した本作は、ソロではなく"Cryptic"と言うバンド形態での作品です。 殆どの楽曲のソングライト及びプロデュースはブラウンマークが担当、プリンスの「Rave In2 The Joy Fantastic」に参加したキップ・ブラックシャイアーとプリンス・ファミリーとして同時期に活動していたザ・タイムのジェリー・ハーバードをゲストに迎え、ベーシストならではのチョッパーの効いたファンキーなナンバーから今風のR&Bテイスト等バラエティに富んだ作品になっています。 ゲートを開く様なサウンドを施したインタールード"Access"の後、重めのビートとシャウト気味のブラウンマークのヴォーカルを披露するR&Bナンバーの"Let's Talk About (us)"でスタート。ティンバランド風のチキチキ・ビートをバックにブラウンマークとキップのヴォーカルがクロスする"I Did U Didn't"、ブラウンマークがラップを披露するファンク色の強いHip Hopナンバー"Take A Ride With Me"、キップをメイン・ヴォーカルに迎えた80'Sを思わせるスロー・ナンバーの"It's Been A White"等、前作とはまた違った味のあるヴォーカルを披露しています。 この他にも、シンコペイトを使った今風のミディアムR&Bと間奏に入るChaseの泣きギターが哀愁を誘う"Stopped By To Say Hello"、ブラウンマーク、クリス、キップの3人の声質を上手く使ったミディアム・スローの"Whatcha Gon Say Now?"、キップがソングライトを担当し中音域からの美しいヴォーカルとジェリーのアコギの音色が心地よい"Where Is Love?"、ベーシストらしい低音を効かせたサウンドと多重録音をしたブラウンマークのボーカルが絶妙な"I Don't Know You (Like I Should)"、ジェリーをメイン・ヴォーカルに迎えたスロー・ナンバーの"Nothing More To Talk About"等もオススメです。 元プリンス・ファミリーという先入観抜きでも十分通用するR&Bアルバムだと思います。 |
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