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The Vault... Old Friends 4 Sale (ザ・ヴォルト ~オールド・フレンズ・フォー・セール)

Released:1999/8/24 | Label: Warner Bros.

●List

  1. The Rest Of My Life (1:38)
  2. It's About That Walk (4:26)
  3. She Spoke 2 Me (Extended Remix) (8:19)
  4. 5 Women (5:12)
  5. When The Lights Go Down (7:10)
  6. My Little Pill (1:08)
  7. There Is Lonely (2:29)
  8. Old Friends 4 Sale (3:27)
  9. Sarah (2:52)
  10. Extraordinary (2:27)
●Produce,Arranged,Composed,Written

Prince

●Aditional Musician

Sheila E. (drums) (5)
Michael B. (drums) (1,2,3,4,5,7,9,10)
Sonny T. (bass) (1,2,3,5,7,9,10)
Levi Seacer, Jr. (guitar) (1,2,3,4,5,7,10)
Tommy Barbarella (keyboards) (1,2,3,7,9,10)
Rosie Gaines (keyboards) (1,3,7)
Mr.Hayes [aka Morris Hayes] (keyboards) (2,9,10)
Clare Fischer (orchestration) (8)
Michael Nelson (trombone) (1,2,3,4,9)
Brian Gallagher (tenor) (1,2,3,4,9)
Kathy J. (saxophone) (1,2,3,4,9)
Dave Jensen (trumpet) (1,2,3,4,9)
Steve Strand (trumpet) (1,2,3,4,9)

ワーナーからリリースされる作品としては、「Chaos and Disorder」以来で、ワーナーからは最後のプリンスのアルバムとなる(であろう)アルバムです。
(ベスト盤を除き'14年に「ART OFFICIAL AGE」で電撃復帰を果たします)

"地下室"という、いかにも"お蔵出し"感のあるタイトルといい、"昔の友達(たぶんワーナーの事)に売る"というプリンスらしいシニカルな楽曲をサブ・タイトルに配置。
ジャケットも”やる気の感じられないポーズ”・・・ワーナーと契約を満了する為にリリースされた感があるアルバムです。
ただ出す以上はクオリティを大事にするプリンス、十分満足出来る内容です。

それぞれの曲はブートレグやアウトテイク集を持ってるコアなファンなら耳馴染みの曲が収録され、 一般的なユーザーとしては、サントラ盤「Girl 6」に収録された"She Spoke 2 Me"のロング・バージョンが唯一聴いたことのある歌だと思います。
音源は'85年~'96年、アルバムで考えると「Parede」から「Emancipation」と約10年の間に録音された音源の中から選曲されてます。

このアルバムが凄いのは、それだけの間が空いているにもかかわらず時間の差がまったく感じられない事です。
全体的には、「Parade」や「Diamond And Pearls」辺りで用いられたプリンス流ジャズ、ブルースっぽい歌が中心です。
懐かしいポップ・チューンの"The Rest Of My Life"からスタートし、'98年にジョー・コッカーに提供したセルフ・カヴァーの"5 Women"、"Me and Mrs.Jones"にインスパイアされた様な"Extraordinary"...どれも聴いていて感じの良い曲です。
特に"Extraordinary"はライブでも度々披露するプリンスお気に入りの1曲で、これがオフィシャルでリリースされた事は本当に嬉しいです。

コアなファンには尖がった部分が少ない分、やや大人しいアルバムになっていますが、ワーナーとの確執が無ければ収録曲自体が”お蔵入り”になった可能性もあります。
そういう意味においてもワーナーに感謝すべきアルバムだと思います。

Cover Sample

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ファム・レビュー

yumi

princeらしくないアルバムと評判なので興味をもちました。即購入、聴くと最初違和感、次に快感、最後は陶酔でした。
こんなに音楽が酸素みたいに身体に細胞に浸みわたる感覚は初めてです。新たな殿下を感じ偉大なる神に感謝です。

かくちゃん

素晴らしい!!の一言です。殿下の音楽の素養は計り知れないですね。
私の中のベストアルバムです。

IPS

確かに異色。でも何が凄いって、When The Lights Go Downの様なシンプルなスタンダードナンバーを完璧な形で提供してくれる。このアルバムはその手の音を探していた大人の為のアルバムとして、もっとメジャーになっても良かったのでは・・・。
あーあもったいない。でも発売されて本当に良かった、と当時思いましたっけ。

ユタカ

彼はこのアルバム、「カオス~」と同時期に出したかったみたいです。例のWBとのいざこざで、さっさと残りの契約分のアルバムを出して終わりにしたかったんでしょう。
だけど、WBが「1年に1作にしてくれ」と言ってきて、仕方なく保留になってたようです。
そういわれて見るとこの2作、CDのレーベル面のデザインが同じですね。
未発表曲集というアルバムにも関わらず、これだけカラーというかトータル性を持たせて、作品にしてしまうのは流石です。

35

殿下の作品の中で、最も異色なアルバムではないでしょうか。
JAZZYと言うより、JAZZそのもの。殿下の懐の深さを痛感させられます。それ故[SARAH][EXTRAORDINARY]など、殿下らしい曲なんですが、この中では浮いた存在になってます。
JAZZらしい‘セッションする楽しみ’みたいなモノは、解るんですが、肝心の殿下自身が、これから何をしたいのかが、巧く伝わって来ないのが残念です。とは言え、元来JAZZ好きの私が、10年後、一番聴いてるアルバムかも知れません。気取って聴けるPRINCEも、たまにはいいんじゃないですか。

NAGITAKU

確か当時カオスアンドオーダーに、すり返られたんですよね?あれ?違ったけ、まあ!やっぱり出すんだと思いました。
だったらカオス~あれはなに?って感じですよね。いいアルバムです。
そりゃあ言ってみれば、ブートが、オフィシャルで、出たって感じだから当たり前か。