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Diamonds And Pearls (ダイアモンズ・アンド・パールズ)

Released:1991/10/1 | Label: Paisley Park, Warner Bros.

●List

  1. Thunder (5:45)
  2. Daddy Pop (5:16)
  3. Diamonds And Pearls (4:43)
  4. Cream (4:12)
  5. Strollin' (3:46)
  6. Willing And Able (4:59)
  7. Gett Off (4:31)
  8. Walk Don't Walk (3:07)
  9. Jughead (4:56)
  10. Money Don't Matter 2 Night (4:46)
  11. Push (5:52)
  12. Insatiable (6:39)
  13. Live 4 Love (6:59)
●Produce,Arranged,Composed

Prince

●Written

Prince
Prince, Tony M., Levi Seacer, Jr. (6)
Prince, Kirk Johnson, Tony M. (9)
Prince, Rosie Gaines (11)
Prince, Tony M. (13)

●Member

Rosie Gaines (keyboards and vocal)
Levi Seacer, Jr. (bass,rhythm guitar)
Sonny T. (bass guitar)
Tommy Barbarella (keyboards)
Michael B. (drums)
Tony M. (rap)
Damon Dickson (background vocals)
Kirk Johnson (background vocals)

●Aditional Musician

Sheila E. (drum) (3)
Eric Leeds (flute) (7)
Clare Fischer (orchestration) (11)
Elisa Fiorillo (vocals) (2,8)
The Steels (Fred,JD,Jearlyn,Janice,Jevetta Steele) (background vocals) (6)
Aretha Franklin (sampled "Rock Steady") (2)

●Sampled

"You Got to Have a Mother for Me" by James Brown (1969) (7)
"Mother Popcorn" by James Brown ('69) (7)
"Celebrate the Good Things" by Pleasure ('78)
"Feel Good, Party Time" by J.R. Funk and the Love Machine (80) (7)
"Sing a Simple Song" by Sly & the Family Stone ('68) (8)
"The Boomin' System" by LL Cool J ('90) (8)

The Revolution以降ソロ活動していたプリンスが、映画「グラフティ・ブリッジ」で組んだ架空のバンドThe New Power Generationのメンバーをベースに久しぶりのバンド活動を再開したアルバムです。
このうちラップのトニー・M、ダンサーのデイモン・ディクソンとカーク・ジョンソンの3人は”ザ・ケームボーイズ(The Game Boyz)”というユニットで活躍、プリンスの代表作となる映画『パープル・レイン』では客席で踊っていて、その後「Lovesexy」の"Glam Slam"でもパフォーマンスし、ついにプリンスの正式メンバーとして加入した苦労人達です。

プリンスが全ての楽器を担当しプリンスの多重録のヴォーカルが冴える"Thunder"、スィンギーでドゥー・ワップを連想しそうなポップ・ソングの"Strollin'"、ロージーの高揚感の声が印象的なラヴ・バラードの"Diamonds And Pearls"、シンプルなポップ・ソングで久々の全米1位を獲得した"Cream"、その歌詞があまりにも過激でラジオでプレイできないと言われた"Get Off"ではプリンスのエロティックな声とトニー・MのラップがCOOLです。
本作は、「Graffiti Bridge」で試した新しいスタイル(歌詞、サウンド、パフォーマンス)をより消化させ、これまでのどのアルバムよりもポップで親しみ易く、メンバーそれぞれが自分の役割をキッチリ認識して制作された見事なポップ・アルバムだと思います。
ただ一部の批評家からは、ラップやハウスを取り入れたプリンスに対して現在のミュージック・シーンに迎合したと言う人もいますが、時代の流れに敏感なプリンスは生音とラップの融合させ、ラップの歌詞も単なる不平ではなくもっと精神性だったりとグローバル視点を取り入れてます。
また熱唱型のロージーにフソウルフルな歌唱法でラップのセリフを歌わせる等、プリンスらしいヒネりを聴かせたアプローチは流石としか言いようがないです。

このアルバムは、プリンスの”ポップ・ミュージック”というアプローチが見事に当たり、アルバム・チャートでも全米1位(200万枚)、全英3位と久々のヒット作になりました。

補足ですが、以前からプリンスと組んでプロデューサーとしても活躍しているLevi Seacer,Jr.。普通はベーシストなのですがNPGで活動する時はギターも弾いています。

【1991年の受賞】
●ASCAP Pop Music Awards
"Nothing Compares 2 U"、"Kiss":Best Composer

Cover Sample

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ファム・レビュー

ああVanity6…

ますます混迷してゆくオレのプリンス像。先行シングルGettOffは「お、エロいしかっちょええ!」と思ったけど、なんでラップなのん?との疑問は消えなかった。フルート入れるってアイデアは秀逸なんだけどねぇ。初めてLP聞いて、殿下の音楽にはいろんな要素が含まれてる、というのがわかりやす過ぎるとこもがっかり気分に拍車をかけた。もっと混乱させてくれ~って。
世間のことやいろいろと考えなければいい曲たっくさん書けるはずなのに、なんだか「こんなのでどうよ、ン?」と自信あるくせにお伺い立てないとならなくなっちゃったような感じに受け取れてしまいます。
前作の映画がこき下ろされ、TheTimeも盛り上がり切れなかったことで、さすがにこれまたヤバイぞ、と危機感募らせちゃったのかなあ。
売れたCreamやタイトル曲はオレにはつまんないぞ!Insatiableは、DoMeBabyの何番煎じだ!?なのでLive4Loveのギターソロだけでいいです、私は。っていってもこれもI'mYoursくさいよなあ。じゃ聴くなって?ごめんなさい。

Zulu

賛否両論のアルバムですが~GET OFFで私は 初めてPrinceかっこええ!と思いましたね。
なんの番組だったかな‥グラミーかMTVの賞でPrinceのライブを観ました。んも、黄色いスーツ姿のPrinceのかっちょえー事!!即CDを買に走ったのを覚えてます。
彼の音楽の 幅広さってのも感じます。全部の曲が 好きです!!!私は!
中でも、Walk Con't Walkの歌詞は私の心にジンと来るモノがあります。
十年経った今でも落ち込んだ時は この曲です。
新譜を出す度に聴く方を『?』の渦に巻き込む。今までの聴く側のイメージをぶっ壊す。なかなか出来る事じゃーありませんね。
その好い見本の様な作品ですね。

ひろピン

「Thunder」を聴いて「When Doves Cry」だと気付かれたなんて凄いですねェ!
アルバム発売当初から評論家がいろいろ言うてましたが、未だに判らないです。
小比類巻かほるの「Mind Bells」ならプリンスの曲じゃない?とは当時思いましたが。耳悪いんかなぁ?
「Willing And Able」この曲のコメントないけど、皆さんはどう思ってみえますか?

SMOKY

"GET OFF"目当てで購入したのだが、アルバム全体の完成度はいまいち。
バンドのメンバーの力量は、その後のアルバムでわかる通り、かなりのテクがあるが、それが生かされないPOPな楽曲が多い。
個人的には、次の「ラブ・シンボル」のほうが数倍好み。GET OFF、JUGHEAD、PUSHはクールだが、シングルのMONEY DON'T MATTER 2NIGHTはどこがいいのか、未だに謎。

ガム

このアルバムから、完全に結成された、NPG。
リ-ヴァイ・シーサーJrがベースからギターに変わり、R&B色が出てファンク色が薄れた。
ロージーゲインズのパワフルに主張するボーカルは今までとがらりと空気を変えてしまい、ラッパ-トリオ、ゲームボーイズの為にパーカッションパートが過剰に盛り込まれ、ソニーTのハイテクベースプレイも強調。
よって、殿下色が薄れてハチャメチャな音になるのはしょうがない。逆にそこが、聞き所と言う事になる。^^
THUNDER、DADDY POP、JUGHEAD、PUSHなどがこのアルバムならでは。

tom

殿下のアルバムの中で,一番ライブを意識して作られたアルバムのような気がします.
アルバムそのものより,ライブ用のアレンジのほうが好きだったりする.
“サンダー”なんてどの言い例だと思う.アルバム・バージョンは何てことないけど,ライブになって初めて実力を発揮している.
そんな曲がいっぱい詰まっているアルバムだと思う.

ユタカ

良くも悪くも、90年型殿下を象徴してるアルバム。
時代を動かす革新性は、味付け程度に。
良くいえば、このアルバム以降彼の音楽は、時代性を全く感じさせる事無く、それゆえに今でも全く古びない。
ここが許せるか、許せないかでファンの中でも大きく分かれるところ。

NAGITAKU

ちょっとやけに、コマーシャル的に作られているって感想です。
時代の波みたいのには、勝てなくなってきてる。90年代に突入
なんと言っても、HIPHOPの、要素がなくては、ならない。80年代みたいに、個性での勝負が出来なくなってきたゆえに、殿下も、ラップを、ふんだんに取り入れなくては、いけない。