NPG Prince Site

3121 (3121)

Released:2006/3/21 | Label: NPG, Universal

●List

  1. 3121 (4:31)
  2. Lolita (4:06)
  3. Te Amo Corazón (3:36)
  4. Black Sweat (3:11)
  5. Incense And Candles (4:05)
  6. Love (5:46)
  7. Satisfied (2:50)
  8. Fury (4:02)
  9. The Word (4:12)
  10. Beautiful, Loved And Blessed (5:44)
  11. The Dance (5:21)
  12. Get On The Boat (6:19)
●Produce,Arranged,Composed

Prince

●Written

Prince
Prince, Támar (10)

●Aditional Musician

New Power Generation (shouts) (2)
Michael B. (drums) (1)
Sonny T. (bass) (1)
Támar (vocals) (5,6,7,10,12)
Claire Fisher (orchestration) (3)
Sheila E. (percussion) (12)
Maceo Parker (saxophone) (1,7,12)
Candy Dulfer (saxophone) (1,7,12)
Greg Boyer (trombone) (1,7,12)
Ray Monteiro (trumpet) (1,3,7,12)
Joshua Dunham (bass) (3,12)
Cora Coleman-Dunham (drums) (3,12)
Ricky Salas (timbales,bongo,perussion) (3)
Herbert Urena (congas,bongo,percussion) (3)

前作「Musicology」で久々にメジャー・レーベルと契約して興行的にも成功したプリンス。
この"波"に乗って通例の如く翌年にメジャー・レーベルから新譜リリースかと思いきや、公式サイトのnpg music clubから「Musicology」と同時期に「The Chocolate Invasion」、「The Slaughterhouse」、「C-Note」の3枚を配信しファンを喜ばせました。
その一方でジョージ・クリントンのアルバムにゲスト参加や、ハリケーン"カトリーナ"に対するチャリティ・シングル"S.S.T"などをリリースし外向きのアピールも怠らず活動しました。

こうした動きであっという間に時間が経ちましたが、npgmc未参加の人からすると2年振りとなる新作は、コロンビア・ソニーからユニバーサル・モータウンに移籍(ワンショット契約)し、'05年12月13日にアルバム・タイトルを「3121」と発表。同日にnpgmcで1stシングル"Te Amo Corazon"を配信しました。
アルバム・タイトルは前年の「NAACP」の授賞式の頃に来ていた"3121"とプリントされた衣装を着ていた事からも判るようにリリースのタイミングを伺っていたものと考えられます。

参加メンバーは、ホーン・セクションは前作からのメンバーですがドラムやベースに「Emancipation」以降出番(?)のなかったMichael B.やSonny T.が復帰、加えてJoshua DunhamやC.C.Dunhamなど新旧メンバーがミックスされた形になっています。取り分け注目すべきは5曲に参加しているヴォーカルのテイマー嬢でしょう。(秘蔵っ子だったテイマーはソロ・アルバムのリリース直前で発売中止という残念な結果になりました・・・)
収録内容は、マイケルのドラムとソニーのベースによる粘着質感たっぷりのグルーヴとエフェクトのかかったプリンスのヴォーカルが秀逸なタイトル・トラックの"3121"からスタート。この意味深なタイトルはロスにある自宅(正確にはNBA選手のカルロス・ブーザー宅を借りていた)の住所から取ったようです。
一転し、こちも懐かしい感じのポップ・チューンの"Lolita"、先行リリースでストリング・アレンジに盟友Claire Fisherを向かえラテン・フレーヴァー満載の"Te Amo Corazon"、正式にはこちらが1stシングルとなるエレクトリック・ファンクの"Black Sweat"と前半からバラエティ豊かなな作品になっています。

前述の"Black Sweat"のPVに出ていたテイマーのキュートな歌声とプリンスの絡みが良い"Incense and Candles"や"Love"、特にテイマーを前面に起用した"Beautiful, Loved and Blessed"は彼女に対する期待感を感じされる1曲。またプリンスらしさ全開のソウル・ナンバーの"Satisfied"や「Rainbow Children」に通じるジャムの"Get On The Boat"等を聴くと、これまでのアルバムの良いとこを全部持ってきましたという印象を受ける作品になっていると思います。
このアルバムを聴く度に"テイマーのアルバムが出てればなぁ"と思わずにはいられないです。本当に残念!!

ちなみに本作にちなんで「3121」という香水もリリースされています。


[プリンス] プリンス 3121 ギフトセット - 30 ml EDT SP + 50 ml Exotic ボディクリーム

上の商品は液体が紫色のEDT(オードトワレ)で下の琥珀色をしたEDP(オードパルファム)もあります。


【2005年の受賞】
●NAACP Image Awards
NAACP Vanguard Award

【2006年の受賞】
●BET Awards
Best Male R&B Artist

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ファム・レビュー

だてやん

ここ最近におけるR&Bマナーに則った殿下というのも、中々味わい深い物がありましたが、今作はまごうかたなきプリンス印の変態ファンクが炸裂してる!それでいて、ここ最近のブラコン事情にもちゃんと目配せが聞いていて、非常にコンテンポラリーな仕上がりじゃないですか!!もう最高です!!!
ブートレグではなく、商業作品でこれを出してくれたのが本当に嬉しいです。

かくちゃん

48歳にして、「プリンス」として完全復活しましたね。長かったなぁ、という印象です。
ミューコロもレイチルも音楽としての質は高かったのかも知れませんが、個人的には、私がプリンスに求めている音楽ではありませんでした。あくまで「個人的」には、という話です。
「完全復活」と称したのは、執拗に拭い去ろうとしたであろうセクシャルなイメージの「しがらみ」から開放され、すがすがしさを感じたからです。
真のエマンシペイションはこの3121ではないでしょうか。

prnprn

Beautiful,Loved and Blessedも良いがやはり一番はBlack Sweatか

OK!_AS

個人的には、1,2,4,6が好き。この4曲はクリボのような感じがする。

Segue

久しぶりに書き込みます。そして久しぶりにプリンス狂いしています(逆か)。
あの、有無を言わせぬ、聞き手をつかんで離さない、強引さが戻ってきた!と感じているのは私だけではないようですね。忘れかけていたカミール!ミネアポリス・ファンク!!でも、断じて懐古主義ではない、今、ヒットすべき。

chiyo

うん、“ロマンス”バシバシ感じます!久々に殿下のウネウネサウンドとエロエロ声が全開で嬉しい限りです♪発売日に手に入れて以来、毎日2回ずつ聴いていますが、全然飽きない!どの曲も音の重ね方が殿下ならではで、大音量で聴くと頭がグルグルする感じがたまりません。
特にお気に入りは「the dance」かな。終盤のたたみかける感じがサイコー!プリンス邸行きたいよ~ん。

トニー

ミューコロには勝てないが、すごくいいアルバムだと思う。もっとロック系の曲を聴きたいです

こばけん

確かに聴けば聴くほど味がでる、のしいかのようなアルバムですね。ラテンのフレーバーに、シーラ・E以外を使うのは珍しいのでは。ロマンスを感じられるのが一番の収穫です。

ガム太郎

3121しばらくすると忘れそうなパスワードのようなアルバムタイトルですが、タイトルトラックは不協和音すさまじくファンキーな曲から幕開け、言葉のリズムに味があり素晴らしい曲が多く、全体のバランスもいいです。
ミュージコロジーはライブには不向きな曲が多かったですが、今回はみんなライブ向きで、家で聞いて踊るのにもいいです。
プリンスがこの3121というCDにどんな仕掛けを施しているのか、これから聞き込むうちに、徐々に体感するような気がします。あーおそろしい。

nevermind

いや、まいったねこのアルバムは。プリンスサウンドの、オンパレードじゃあーりませんか。
2000年以降、レイチル、NEWS、ミューコロと着実にシーンへの復活を遂げましたが、前作まではリアルミュージックという路線を掲げ、生音主体のバンドサウンドをメインに自分のルーツであるブラックミュージックやジャズへの伝統に敬意を表しながらも、メッセージ性の強い作品が多くありました。
そして今回、誰もが切望していたプリンス本来のスタイルが、これでもかとばかりに繰り出される音の洪水に、喜んでるのは僕だけじゃないはず。
歌詞に目を通しても、レイチルや前作のようなメッセージ性の強い曲は殆ど見当たらず、むしろ過去の自分のセクシャルなスタイルを楽しんでいるよう。
このアルバムで、最近のどこか落ち着いてしまった、聖人に近づいていってる彼に寂しさを覚えていた僕は、やっと安心できたのでした。

EM

普通のアーティストからしてみれば短いインターバルなのかも。ディアンジェロなんか5年おきだからな。タイトルがかなり気になったけど、スタジオの名前なのね。
数字曲名では"319"以来、アルバムでは「1999」以来の数字ってことで、何か深い意味があるのじゃないかと興奮した。で、予感はある程度当たってて、前作でみせた生音ポップ路線から、パープルレイン~ラヴセクシーあたりのラディカルな路線へ少し戻った感じ。1曲目からディープファンク。こんなディープなグルーヴの曲が過去あっただろうか(もっとも自分はコントラ以前は聴いたことがない・・・)。
2曲目が一番興奮した。まるで1999なシンセに、ファンキーなヴォーカルが乗って、後半のコール&レスポンスはホントかっこいい。シングルの4曲目はまるでキスみたいなヴォーカル。もう聞けないかなと思ってた下品な声!ハヤリのクランクを少し意識したみたいなビートもかっちょいい。
けど、今回はR&Bな曲も結構ある。5曲目はヴォコーダーをつかったアダルトな感じ。先行で出た3曲目もいつになくアダルト。7曲目はミューコロのオンザカウチの続編みたいな。テイマー曲もキュートで好き。こうなると、気が早いけど次作がかなり楽しみ。今度はどこだ?デフジャムか?

kazu

お初ですバットダンス以降の殿下ファンです。まだ数回しか聞いてないですがミューコロみたいに最初物足りない感じが聞けば聞くほど味の出てくるアルバムだと思います。